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14-9.証拠が欲しいんじゃない? -実際に証拠が出るって??- [脳と健康]

14-9.証拠が欲しいんじゃない? -実際に証拠が出るって??-

1.はじめに -だれでも裏表のある二重人格者なんて! でも??-

 今度の日曜日の4日夜、NHKスペシャルは動体視力の謎に迫るらしい。野球のバッターはものすごく動体視力がいい。視力検査のときに使う記号が走るのを見て上か下か当てるし、高速で通過する新幹線の車内から駅名を読み取る。剣道の試合で素人目にはどちらが勝ったか分からない。試合している当人にも無意識に身体が反射的に動くとしか分からない。ハイビジョンカメラでその様子を放映するらしい。
 これまでにもスポーツのコーチが「身体で覚える」と称してノックの雨とか一日500回のスイングとか強要する例は多い。バイオリンの弓の動きはボーイングと言う。こちらも同じだ。一体、身体のどこが覚えるのだろう。筋肉には記憶能力はないのに!

2.実は小脳にびっしり詰まった神経回路なのだ -それなら分かる!-

 筋肉を動かすために小脳がある。しかし、動かし方は学習するしかない。学習したいという意欲はだれが発現するのだろう? 裏表理論による答えは、間脳系が作り出す第一の人格で潜在意識の主であるパイロットである。そして、学習とは、それが生み出した欲求によって賦活され意識を持った小脳系の第二の感覚人格が、主体と勘違いして行うのだ。あなた方のプライドはこの勘違いから生まれる。自主的にとか自発的に練習するというのは、実は真っ赤な嘘で、本当は強制的にやらされて行うのだ!
 鉄は熱いうちに打てと言う。若いうちに勉強させなければ学習しないことを経験的に知った上での諺だ。勉強という言葉は強制の意味がある。最近、反社会的な殺人事件やモラルの欠如した行動が目立つ。それに対して誰もコメントできないでいる。この小文が誰かの目に留まって役に立つことを願うものだが、さあどうか。

3.学習の結果 -無意識の反応って反射的なのか!-

 小脳系が感覚を伴って学習する。ドーパミンやアドレナリンが出るから快感が生まれる。これがご褒美だ。教育ママを始め、コーチやトレーナーによる強制が次第に変化して、自発的に学習するようになる。それに伴い、間脳系のパイロットが小脳系の学習結果を盗み取る。大脳皮質にある運動野から小脳に信号を出して直接制御する。これがまばたきや目がきょろきょろ動く無意識の動作である。
 小脳は筋肉の制御をニューラルネットで行うため、コマンド処理系として機能する。自転車に乗れるようになると、感覚系は殆ど自由に考えながら乗ることができる。片足で立つことも訓練すればできるようになる。鶴が一本足で立って眠ることだって、こうして説明できてしまうのだ! かなり傾いたら矯正すればよい。その間はフリーで立っている。歩きながら眠ることだって不思議ではない。

4.NHKのディレクターはこれを理解できるかな? -まあ無理かも-
 日本人はプライドが高い方だ。資本主義社会では当然だ。コンプレックスが強いほどプライドも高い。「稔るほど首(こうべ)を垂れる稲穂かな」は、容易なことでは達成できない。自分を騙すことを学習しなければならないからだ。さあ、日曜の夜をお見逃しなく!(続く)
(キーワード 学習 勉強 無意識)

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